世の中には、薄毛やハゲを気にする男性が沢山いますが、ハゲを気にしたり隠したりするよりも、堂々としていた方が、好感度がアップするようです。カッコいいハゲが出演している映画について調べてみましたので、参考にしてみて下さい。
ショーン・コネリー
1930年8月25日スコットランド出身のショーン・コネリーは、初代「007」に主演当時は髪が普通にフサフサでした。というのは嘘で、本当は禿げていたんですが、ウイッグでフサフサに見せていました。完全にハゲキャラとして活躍するのは、80年代に入ってからとなりますが、それでも役作り的に帽子を被るなどをしていることもあります。ショーン・コネリーの魅力が高まったのは、「薔薇の名前」や「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」などで完全にハゲをオープンにした頃からだと思います。ハゲなのに、渋く男性の魅力があるとして、世界中の女性からハゲなのにカッコいい俳優と認知されています。
ジュード・ロウ
ジュード・ロウは、1972年12月29日生まれの44歳です。若い頃は、ちょっとおでこがキテるかも程度というか、それなりにキテましたが、とにかくイケメンなので女性から大人気でした。それが、気が付くと、M字具合が激しくなり映画「リプリー」は、「太陽がいっぱい」のリメイクで登場人物は若者のはずなのに、結構なM字禿げ具合でした。しかし、映画では、彼のイケメン振りで、カバーすることができました。離婚を経験されて、頭皮にストレスがかかったのかもしれませんが、ジュード・ロウ本人は、禿げを気にする人物ではないようです。最近では、植毛しているとしか見えない髪の増え方で、堂々と演技をされていますが、いずれにしてもカッコいいので問題ないのです。
ジャン・レノ
ジャン・レノは、1948年7月30日生まれの68歳です。リュック・ベッソン監督の「グラン・ブルー」や「レオン」に出演した頃から髪は薄かったですが、渋くてカッコよかったですよね。グラン・ブルーでは、主役ではなかったのに、ジャン・レノのいで立ちと、フィアットパンダを運転している姿に女性も男性も魅了されました。現在は、トヨタの実写版ドラえもんのCMで、ドラえもんの役を演じたりされていますが、禿げの進行具合はそんなに酷くないように見えます。ハゲていても無精髭と、眼鏡が大人の男の色気を感じさせてくれますよね。
ダニエル・クレイグ
ダニエル・クレイグは、1968年3月2日生まれの44歳です。ジュード・ロウと同い年ですが、見た目は50代っぽい貫禄があります。第6代目となる「007」のジェームズ・ボンド役では、ブルーアイの鋭い眼光と、スラッとした体形が新なジェームズ・ボンドの到来として脚光を浴びました。ハゲよりも、クールな印象と眼光の鋭さの方が際立っているので、禿げに意識が向かない俳優さんです。髪が後退しても、寧ろ渋くて恰好良くなったという声もあり、男性の支持も多いですね。
竹中直人
竹中直人は、1956年3月20日生まれの60歳です。自身の監督作品「無能の人」は、1991年の作品ですが、その時点ですでにハゲあがってきていました。つげ義春の世界観を見事に実写化できたのは、毛髪に哀愁が漂っていたからではないでしょうか。また、「シコふんじゃった」では、大学8年生という年齢不詳の相撲オタクを演じていますが、髪の薄さが役作りに多いに役立っていたと思います。現在は、年齢に合った素敵なハゲになられて、無精ひげがお洒落ですよね。
田中要次
田中要次は、1963年8月8日生まれの53歳です。ドラマや映画の枠役として、物凄い存在感を醸し出している俳優さんです。禿げ繋がりとして、竹中直人監督「119」でスタッフとして働いていたというエピソードは有名ですね。禿げというよりも、インパクトの強さや高身長の方が目に入ってしまう俳優さんです。「HIRO」は、映画化もされた人気作品ですが、「あるよ！」のきめ台詞は、田中要次の代名詞と言えるのではないでしょうか。目力も強いので、頭部に目が行きずらいのかもしれませんね。また、ハゲを隠さないで、堂々としている感じや、清潔感も好感度を上げているようです。
吹越満
吹越満は、1965年2月17日生まれの51歳です。結構ハゲていますが、お洒落でソフトなイメージがありますね。映画「冷たい熱帯魚」では、熱帯魚屋の大人しい店主を淡々と演じていました。七三にした髪の生え際の奥が、何処まで続いているのか分からない感じが、恐ろしい闇を感じさせていました。ご本人も、禿げを自覚しているというか、ハゲ具合を役作りに活かしている感じが伝わってきます。しかも、恰好付けていないのに、ナチュラルにカッコいいハゲだと思います。
でんでん
でんでんは1950年1月23日生まれの66歳です。元お笑い芸人ですが、田舎の気のいいおじさんの役や熱血警察官の役など、なんでもこなす俳優さんです。映画「冷たい熱帯魚」では、恐ろしい殺人鬼の役を演じていました。ハゲといっても、似合っていますし、昔からハゲていたので気にならないという感じでしょうか。ハゲ散らかした不潔感のある禿げではなく、清潔感のある禿げなので好印象ですね。日本人だと、ハゲが似合わないというイメージがありますが、
市川海老蔵
市川海老蔵は、1977年12月6日生まれの39歳です。常に坊主頭にしているので、ハゲていないイメージがありますが、年々おでこが広がってきています。しかし、頭の形が非常にきれいなので、映画「利休にたずねよ」では惚れ惚れしてしまう坊主頭を披露しました。頭の形がきれいだと、ハゲても気にならないという例ですね。海老蔵さんは、歌舞伎役者としてかつらを被る機会が多く、頭皮にダメージを与えてしまいがちなので心配ですが、このまま堂々と貫いて欲しいものです。
まとめ
かっこいいハゲと言えば、外国人というイメージがありましたが、最近では日本人でもかっこいいハゲの俳優さんが増えてきました。かっこいいハゲに共通しているのは、「隠さない」「堂々としている」「清潔感」「お洒落」でしょうか。大人の男性の余裕のようなものを感じます。ハゲ=カッコ悪いというよりも、ハゲ=渋いという傾向がもっと強くなると嬉しいですね。
