最近、ベストセラーになっている「女の運命は髪で変わる」の著者、佐藤友美さんの講演を聞いてきました。女性の顔は前から見ると三分の一は髪、横から見ると四分の三は髪、後ろから見ると100%髪の毛。だから、人から見られる印象は髪で決まるそうです。つまり、薄毛やハゲを放置していると、運命までもが変わってしまうというセンセーショナルな内容でした。
女性にとっての髪
女性にとって髪の毛や髪型は、落とせないメイク、脱げない服みたいなものです。だから、スッピンでいるのと同様、いや、すっぴんよりも髪型が気になる人が多いかもしれません。髪はDNAそのもの。髪がキレイに見えるのは、DNAそのものが綺麗に見えるとも言えます。DNAレベルで綺麗に見えれば、他人から選ばれやすいというのもうなづけます。あるモデルオーディションの審査員によれば、綺麗すぎる、もしくは、美しすぎる美人オーラを発している人は、顔は普通に綺麗で、髪が抜群に綺麗という人が多かったそうです。
特に、欧米では髪の美しさを気にする人が多く、ロンドンには、ジューススタンドのようなところで、髪をブローしたりセットしたりできるビューティバーが流行っているそうです。マスカラで目を大きく見せ、リップで口元を彩を、髪は後頭部をアップすることにより女性らしさを演出する、それだけでスキンケアいらずの美しさが演出できるようです。
映画の中での女性の髪型
また、映画でもアニメでも、髪型でほぼ人格を表現しているケースが多いので、人々が髪型でその人の人格を判断していることが多々あります。グラデーションは優等生、レイヤーはやんちゃ、ショートは活発、ミディアムボブはおしとやか、前下がりボブは仕事できる、ミディアムボブは嫌われないキャラなどです。例えば、ローマの休日やプラダを着た悪魔といった映画の中でも、キャラチェンジに際は必ず髪型を変えています。
髪型と女性のキャラクター
どうして、美女はロングで、ストレートまたは姫カットなんでしょうか。AKB48や乃木坂46などのアイドルは、どうして皆サイドバングで前髪を揃えているのでしょうか?単に顔がやせて小顔に見えるからというだけではなく、童顔に見せて性格も従順に見えるからなんだと思います。また、海外でもブロンドはセクシーの象徴だし、ブルネットは貞淑の象徴、赤毛は変わり者と言われています。
このように、髪型が女性のキャラを大きく変えるという事は、薄毛やハゲになった女性にとって、男性と比較にならないほど深刻だということがよくわかると思います。中身がどれだけ素敵な女性でも、髪が少ないだけで、さびしい・老けている・貧しいと思われるのです。また、髪ほど、「自己肯定感」につながりやすい部位はないのです。
ただ、女性の薄毛やハゲをサポートするものに、スプレーやウィッグなどもありますし、育毛成分の入ったヘッド専用の美容液などもありますので、安心して対策を練ってくださいね。