薄毛になってくるとヘアスタイルには気を遣うという人もいらっしゃるのではないでしょうか。ヘアスタイルのセッティングはできるだけ薄毛部分が自然に見えるようなスタイリングを希望される場合も多くなるといえ、気になる部分のカバーがスタイリングのポイントとなるといえます。
そのようなヘアスタイルメイクをするために整髪料を使う人も多いと思います。薄毛の部分をカバーする時に使用する整髪料は正しく使わないと逆に薄毛の原因になってしまうといわれていて、正しい整髪料の使い方と整髪料はとても重要といえます。そこで、薄毛におすすめの整髪料や整髪料を使う時の注意点、そしておすすめの整髪料についてご紹介したいと思います。
薄毛におすすめの整髪料について
髪の毛が薄くなってくるとスタイリングが難しくなってくるといわれています。その原因は髪の毛の量が減ることに加え、髪の毛自体の質という髪質に変化が生じるからです。
薄毛になると、ヘアサイクルが乱れた状態になっています。そのことで、成長すべき髪の毛が成長途中で抜けてしまったり、十分な太さのある髪の毛にならずに未成熟の状態で腰のない細い髪の毛になってしまったりします。そうなると健康な髪の毛よりもコシがなくて細い髪の毛になってしまうのです。そんな髪質の状態で、スタイリングをきめようとセットしても、思い描いていたヘアスタイルと違ってしまったり、時間が経過してしまうとペタンとした状態になってしまって、セットするのが難しくなってしまいます。
現在、髪の毛のセットに使用する整髪剤にはいくつか種類があって、ムーズやヘアジェル、ヘアスプレーやヘアワックスなどがあります。この中で、薄毛の方におすすめの整髪料がヘアワックスだといわれています。ヘアワックスはワックス上になっている整髪料で、髪の毛の毛先につけて動きをもたせるために使用したり、ボリューム感をもたせるために使用したりします。そのようなヘアワックスは髪の毛先につけて使用するという使い方が多く、髪の毛の根元に使用して使用する整髪料と比べると、薄毛の方もより安心して使用することができる整髪料といえます。
このように、薄毛になっている状態の髪の毛は、これまでとはまた違った髪質になっており、いろんな種類がある整髪料だとヘアワックスタイプの整髪料がおすすめだといわれているのです。
整髪料を使う際の注意点
薄毛で悩んでいる場合、ヘアスタイルに工夫することで気になる悩みを上手にカバーして自然なヘアスタイルにできます。その際に整髪料を使用してヘアスタイルメイクをしていきます。
そんな時に使用する整髪料は、毛先に動きを出すなどしてよりボリューム感のある髪型にしたり、ヘアスタイルを素敵に整えてくれるという役割を果たし、ヘアスタイルをセットする時にとても重要な役割を果たします。しかし、整髪料は正しく使わないと逆に薄毛の原因になる可能性があるのです。そこで、整髪料を使う際の注意点についてご紹介したいと思います。
整髪料を使う際に、まず気をつけなければならないのが整髪料が頭皮に付着するのは髪の毛にとってはあまりよいことではないということです。頭皮に整髪剤が付着したり、髪の毛の根元にスタイリング剤の成分が付着してしまうと、髪の毛の成長という点ではよくないのです。そのため、スタイリング剤は頭皮に直接付着しないように使用しなければならないといえます。ジェルやムースなどは使用する時に頭皮に付着する可能性が高く、髪の毛の毛根につきやすいという特徴があります。ヘアワックスなら頭皮に付かないようにスタイリングをすることが可能です。頭皮に整髪料が付着すると頭皮の細胞や髪の毛の根元の細胞には優しくない成分が含まれており、抜け毛につながったり、髪の毛の成長を邪魔してしまうことがあるのです。
また、整髪料を必要以上に使わないという点も大切な注意点です。特に薄毛部分をカバーするためにスタイリングをする場合には、髪型がきれいに整わないという理由から整髪料を多く使ってしまうという人も多くいます。しかし、整髪料を多く使用すると、その分頭皮に整髪料が付着してしまうリスクが高くなってしまって、頭皮にとってよくないのです。また、スタイリングをしても整髪料が多すぎることで全体的な印象が重くなってしまい、ペタンとした印象になったり、不潔な印象になってしまう場合もあるのです。そのため、整髪料は必要以上に使わないということが大切なのです。
そして、整髪料を使った日はシャンプーをきちんとして、髪に付着している整髪料を取り除くということも大切です。頭皮を綺麗にすることが髪の毛の成長という点でとても重要になります。整髪料が残ってしまうと整髪料を付けている状態と変わりませんので、頭皮に良くない状態を続けることになります。シャンプーをした後は念入りにすすいで、髪の毛をきれいにしましょう。
薄毛におすすめのヘアワックス
薄毛の方が使用するヘアワックスは、髪と頭皮に優しいものがおすすめです。同じヘアワックスを使用するなら、できるだけ髪と頭皮に優しいものを選ぶようにしましょう。頭皮と髪に優しいヘアワックスとは、天然由来の成分がたくさん使用されていて、髪に負担がかかる成分が使用されていないというヘアワックスといえます。頭皮に優しいワックスなら、薄毛が気になるという方も安心です。また、頭皮に整髪料の成分が付着したままという状態は薄毛にとってはよくないですので、落としやすいという点もヘアワックスを選ぶ上で重要なポイントです。
例えば、LIPPS L08 マットハードワックスというヘアワックスはマット系のヘアワックスで、軟らか目の髪の毛の方や薄毛の方におすすめのヘアワックスです。ごしごしと頭皮を何度もしながら洗わなくても洗髪がしやすいという声があって、ラフな感じがあるヘアスタイルをつくるのにおすすめのヘアワックスです。LIPPS L08 マットハードワックスはセミマット風の毛束の束感を出せるということで評判になっているヘアワックスです。
また、MEUVLE ( ミューヴル ) ドライハードワックス D7は、ドライかつマット感のある雰囲気を出せるハード系ワックスなのに、つけ方が楽なので毛先に動きをもたせたり束感がだせるのでおすすめです。
ヘアデコ ワックスはUV効果が期待できるヘアワックスで、キャンデリラロウやマンゴーバター、ホホバ種子油などの自然由来の天然成分が配合されていて、他にもヨクイニンやペリセア、アルギニンやサトウキビエキスといった成分も配合されています。思い通りの動きをつくりたいという時などにもおすすめのヘアワックスです。
そして、GATSBY ムービングラバー グランジマットは、手軽に薄毛部分のボリュームアップを図ることができるといわれているヘアワックスで、様々な髪の動きをつくるのにおすすめのワックスです。GATSBYのムービングラバー・グランジマットは、少量でまとまりやすくて、ボリューム感のあるシルエットにしたり、マットな仕上りにすることができるので、無造作に毛先をまとめることでナチュラル感のある髪型を作りたいという時などにもおすすめのヘアワックスです。
使いやすくて気に入ったヘアワックスが見つかったら、正しいつけ方で使用するのが重要です。ワックスは上手に活用することで、薄毛に悩んでいるという部分を上手にカバーすることができます。簡単でおしゃれな髪型にすることで、気になっている生え際や後頭部などの薄毛をスタイリングでカバーすることができます。
ワックスをつける時は、付ける分量を気をつけましょう。たくさんワックスをつけると、その分しっかりと髪の毛がセットしやすくなるのではと思い、つけすぎてしまう場合もあります。ワックスはよく伸びるように作ってありますのでそれほど多くの分量を手に取らなくても効果があるのです。よくなじませてから使うようにしましょう。
ワックスやヘアスプレーなどの整髪料を使用する時にきれいに髪型が決まっていくのはじつは整髪料に含まれている合成界面活性剤という成分の効果なのです。合成界面活性剤は石油系原料で作られているものが多くなっており、油分が髪の毛に浸透することが髪の毛が柔らかくなってしまうという作用があるのです。髪を構成する成分の99%がケラチンと呼ばれるタンパク質になります。このタンパク質が界面活性剤で壊されてしまって髪の毛が弱ってしまうのです。カチオン界面活性剤と呼ばれる成分は頭皮に付着すると吸収されやすいという特徴があって、洗髪してもなかなかきれいに落とすことができないという特徴があります。そのため、髪の毛や頭皮にダメージを与えやすいといわれている成分です。そのため、この成分ができるだけ少ないものを選びたいですよね。
ヘアワックスをなじませる時には
ヘアワックスを使う時には、手のひらにワックスをとったら手のひら全体にワックスをなじませながらよく伸ばすようにして使用します。ワックスをつけ過ぎることで頭皮に負担がかかってしまうと、更に薄毛が進行してしまう原因にもなってしまいます。
髪の毛をしっかりブローすることはヘアワックスを利用する時の下準備にもなっておすすめです。しかし、無理にセットしようとしてきつく引っ張ってスタイリングをしたり、髪の毛を立たせやすくしようとして髪の毛に無理な負担をかけてしまわないように気をつけてセットを行いましょう。
まとめ
薄毛の人におすすめの整髪料としてヘアワックスをご紹介しました。ヘアワックスは少量でよく伸びるものが多く、毛先に使用することで髪の毛に動きをもたせたり、束感のあるヘアスタイルをセットすることができ、薄毛の人の悩みに対応してくれる整髪料です。
便利で使用しやすいヘアワックスですが、どのように使用するのかという仕様の仕方は重要です。できるだけ髪の毛の負担にならないようにしながら使用をしていきましょう。
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