今回はスキンヘッドの魅力とおすすめなメンテナンス・お手入れ方法をご紹介致します。
私は飽き性なのか頻繁に髪型を変えるのが好きで、年に2回は大胆に髪型を変更します。
それも雑誌に掲載されているような所謂「モテる髪型」ではなく、ドレッドやスキンフェードといった髪型を好んでいます。スキンヘッドにする前は毛先にツイストパーマをあてたロングレンジで、音楽でいうとメタルのような髪型をしていました。
なぜスキンヘッドにしたのか
しかし、伸ばしていく過程で何度も髪の色を変更したりツイストパーマをかけなおしたりしたので、友達の美容師から髪が痛み過ぎていると言われたのです。さすがに長い髪も邪魔になってきたので思い切って一度はやってみたいと思っていたスキンヘッドにしようと試みたのですが、いきなり髪が無くなると周りの人にビックリされるだろうと思い、一旦スキンフェードにしました。
ですがスキンヘッド欲は抑えきれず、理容室でスキンフェードにしてもらった1ヶ月後。自ら手にT字カミソリを持ち自分の髪を剃っていました。もともと毛量が少なかったので、あっという間にスキンヘッドが完成し、さっそく写真を撮って友人へ送信すると「上手いじゃん」との反応を頂けました。
私はかれこれ3年ほどスキンヘッドにしていましたが、一度スキンヘッドにしてしまうと病みつきになり、髪が伸びてくると落ち着かなくなってしまいます。スキンヘッドの中毒性は高いです。
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スキンヘッドに対する周りの反応
もともと知人や友人に坊主頭やスキンヘッドの人が多かったのと、自分自身が常に短髪でスキンフェードといった髪型にも挑戦していたため、想像していた以上に驚かれませんでした。
今となっては笑い話ですが、一番驚いていたのは家族で、もともと心配性なのも相まって「病気にでもなったの?」と言われました。さすがに自分でも何のことか分からずたじろいでしまいましたが、スキンヘッドに白いニット帽を被っていたので患者らしく見えていたようです。
逆に最も驚かれなかったのは職場でした。私は携帯電話やパソコンを取り扱う店舗の販売スタッフとして働いていたので、スキンヘッドはお客様に対して威圧感を与えてしまうのではないか?と考えていました。
しかし、実際にスキンヘッドで出勤してみると店長からは「似合ってるな」と言われ、他の上司にあたるスタッフからも一切のお咎めが無かったのです。自分より若いスタッフからはからかわれるように声をかけられましたが、接客業としてスキンヘッドは意外にも受け入れられていると感じました。
メンテナンス・お手入れ方法
剃る頻度
スキンヘッドにした当初は全く気にしていなかったのですが、私はもともと髪の伸びるスピードが早いので、3日も経過すればスキンヘッドから立派な坊主になります。その為、剃るペースは2日に1度です。
スキンヘッドを経験したことの無い人に、この剃るペースを伝えると「メンテナンスやお手入れが面倒くさそう」と言われるのですが、そんなことはありません。スキンヘッドはシャンプーやトリートメントを施す必要が無いので、最終的にはスキンヘッドのお手入れの方が時間をかけなくて済むのです。
剃り方
電気シェーバーで剃る人もいますが、私はずっとT字カミソリを使用し鏡を見ながら剃っています。通常の髭剃りとは異なり、頭全体をシェービングフォームで覆わなければいけない為、私は頭の天辺から前後で2回に分けてシェービングフォームをつけています。
まずは前髪ですが、頭の天辺から顔へ向けて剃るとシェービングフォームが謝って目に入ってしまう可能性があるので、前髪から天辺へ目がけて剃るようにします。これだけだと綺麗に剃れず、剃り残しが目立ってしまうので、一通り天辺まで剃ったら次は耳から耳にかけて往復するように剃ります。
右手にカミソリを持って左耳の上から頭の天辺を通って右耳の上でストップし、次はカミソリを左手に持ち替えて往復します。慣れるまでは大変ですが、正面から見える髪はこの動作だけで剃り残しも無く綺麗に剃れるようになります。
スキンヘッドで最も難しいのは後頭部であり、セルフでスキンヘッドにする際は鏡を買っておくと便利です。オシャレな髪型にする必要はないので三面鏡ではなくハンドサイズの鏡で充分でしょう。
後頭部のスキンヘッドに慣れないと、鏡に映った自分の腕をどう動かせば綺麗に剃れるか判断できず、誤って自分の皮膚を切ってしまいがちです。これはスキンヘッドのみならず、セルフカットする髪型すべてに共通する難関と言えるでしょう。
まずはカミソリを持たずに手鏡を持ち、後頭部の近くで自分の手を思うように動かせるまで練習してみましょう。慣れてきたタイミングでカミソリを持つと、かなりスムーズに剃れるようになります。
後頭部を剃る際は襟足から頭の天辺に向けて逆剃りすると綺麗に剃れます。耳の裏を剃りたい時は手鏡を持たずに耳を前に反らせ、上目遣いで鏡を見ながら剃ると良いです。
全体を剃り終えたら鏡で剃り残しを確認し、発見次第こまかく剃っていきましょう。終わったら必ずアフターシェーブローションをつけて保湿しましょう。頭がヒリヒリして枕で眠れなくなります。
スキンヘッドの良い点・悪い点
良い点
前述のようにお手入れがとても楽です。
オシャレな髪型にしても定期的にモミアゲや襟足の繊細なお手入れが必要になりますが、スキンヘッドの手入れは大雑把にガツンと剃ってしまえば良いので、とても爽快です。美容室や理容室へ行く必要もないので、カット代も浮いてお財布に余裕ができます。
一度スキンヘッドにすると毛質が変わり癖っ毛になるという情報がインターネットで見られますが、もともと剛毛でつむじの通りの癖っ毛を持つ私はスキンヘッドの後に髪を伸ばしても毛質は一切変わっていないようでした。美容師の友人からも、その情報はデマとまでは言えないが年齢と共に毛質は変化する可能性はあると言われました。スキンヘッドによって毛質が変化することはないので、その点は安心して大丈夫だと思います。
友人や家族のスタイルにもよりますが、スキンヘッドは個性的な髪型に並ぶくらいインパクトがあります。その為、初対面の人にも覚えてもらいやすいです。裏では髪が無い人と陰口を言われているかもしれませんが、それは褒め言葉だと思っておきましょう。
悪い点
冬はとても寒いですし、周りの人からも「寒くない?」と半分冗談で心配されます。
冬場は鏡に映る自分の頭を見るだけでも寒くなってしまうので、帽子やニットを被るのをオススメします。被り物は髪の毛が邪魔にならないのでスキンヘッドとは相性が良いです。ただし、サイズが固定されているニューエラのキャップなどは髪の有無によってサイズが異なってしまうので、スキンヘッドにする前はピッタリだったキャップが、スキンヘッドにした事によってブカブカになってしまう可能性があります。
またTシャツなどの衣類に関しても、中途半端に髪が伸びてくると、襟を通すたび衣類に引っかかって、襟元が伸びてしまうので気を付けましょう。
初めてスキンヘッドに挑戦する方は、まず美容室や理容室で自分の頭の形を診断してもらい、スキンヘッドや坊主が似合うかどうかを聞いてみましょう。
スキンヘッドは骨格がヘアスタイルとも言えるスタイルです。残念ながら骨格によってはスキンヘッドが似合わない人もいるので、客観的に判断してもらったうえでスキンヘッドに挑戦するのをオススメします。
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