私が試したM字ハゲの改善策の実体験

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

2年間の薄毛治療で実践してみたM字ハゲを改善する5つの方法についてお話しします。
思春期以降の男性にとって頭頂部のつむじ周りやおでこの生え際のM字ハゲの薄毛は悩みの種ですが、AGAと呼ばれる男性型脱毛症は進行する症状が特徴ですので自然に放っておいても決して治る事はありません。特におでこのM字ハゲは頭頂部とつむじ周りにに比べて効果が現れにくいという特徴もあるのです。
鏡を見て前髪をかき上げた時におでこの中心部は薄毛ではなく、おでこの両側面の髪が薄くなりMの字のように見える事から自身でも日々確認できますが抜け毛の量が増えたりM字の後退が進んできたと感じたら直ちに適切な対策をとる必要があるのです。
ここでは筆者自身がM字ハゲと頭頂部の薄毛で対策を取ってきた2年間の実体験を通して、M字ハゲを改善できる5つの方法を様々な角度から紹介していきますので参考にしてみて下さい。

育毛剤の選び方と配合成分に注目しよう

薄毛になったら真っ先に連想されるのが育毛剤となりますが、最近ではドラッグストアでも簡単に購入できるのでM字ハゲの改善のため使用された方も多いでしょう。ただ闇雲に価格や雰囲気だけで選んでしまっては効果を得られるどころかお金と労力の無駄になってしまいますので、まず購入前に育毛剤の基礎知識を身につける事が重要です。用量や用法、塗布した後のベタつき、配合成分、そして肝心の効果はあるのかについて理解し、ネットを活用して口コミや評判ランキング、体験者の声なども調べてみるのも良いでしょう。
同時にM字ハゲの改善は数日で効果が現れる事は無くヘアサイクル周期によって最低でも3か月~半年という長期に渡って育毛剤を使用することになりますので、長期戦になる覚悟と副作用についても理解しておく事をお勧めします。

育毛剤の配合成分はミノキシジル配合がおすすめ

私自身も当時は薄毛に関する知識がなく効果がありそうな市販の育毛剤を購入しては途中で使用を中止する事を繰り返しました。また、塗布した患部が脂で浮いたように見える育毛剤も数えきれませんでした。色々と調べていると配合成分にミノキシジルが有効である事を突き止め、国内で唯一の育毛剤リアップに辿り着いたのです。価格は1か月7000円で朝夕患部に塗布するだけで良く痒みや発赤などの副作用もなく使用を継続できました。

使用開始3か月ごろから抜け毛の量が減り、半年を過ぎるとM字の白く頭皮ばかり目立っていた部分にも産毛の存在を確認できるまでに至りました。まだ全体的には2割程度の改善でした。

おでこのM字ハゲの改善には飲むお薬、プロペシアの服用を

薄毛で悩む多くの男性ならおそらく1度は耳にした事がある名称にプロペシアがありますが、これはAGAと呼ばれる男性型脱毛症で専門クリニックや一般の皮膚科でも処方される代表的なお薬となります。おでこの生え際のM字後退や頭頂部のつむじ周りが薄くなる原因には男性ホルモンが影響しているので、プロペシアの服用で男性ホルモンに働きかけM字ハゲを改善するというメカニズムの基処方されています。
pixta_19378521_S

プロペシアを2年間服用してみた効果とは

ミノキシジル配合の育毛剤と併用して医師から処方されたプロぺシアを2年間服用してみた効果は結論から言いますと効果絶大でした。28錠入りで価格は6000~8000円でしたが1日に1錠忘れずに服用するだけで期間が経過するごとに驚きの効果を得る事ができました。服用開始3か月頃から枕に付着した髪の毛や洗髪時の抜け毛の量が減ってきたのを確認できました。さらに半年を経過すると頭頂部のつむじ周りが指で触れてみてもむき出しだった頭皮に髪の毛が生えてきたのを確認でき、合わせ鏡で見てもうっすらと産毛の存在が確認できました。ただおでこの生え際のM字に至っては改善するのは難しいと言われていた通りまだまだ本格的な発毛には至りませんでした。それでも諦めずに1年、2年と服用を継続していると初回時の診察で撮影した髪の量とほとんど変わりはなく医師から言われた言葉はプロぺシアを服用していなければもっとおでこの生え際のM字は進行し後退したので進行をストップできただけでも現状維持という効果があったと告げられました。

関連記事:育毛剤プロペシアの効果と副作用

M字ハゲの改善には生活習慣の見直しを

育毛剤、プロぺシアの服用はおでこのM字ハゲ、頭頂部のつむじ周りの薄毛に効果はありましたが、医師からも言われたように普段の生活環境を見直し、いい髪を育てる事でM字ハゲの改善にもつながってくるのです。
筆者自身も他人には知られたくないほど不規則な生活を送っており飲酒、喫煙に加え脂っこい食事好き、運動はしない、ストレス過多などから体型もいはゆるメタボリックで内臓脂肪も多く、これらの要因がM字ハゲにも良くない事は自身でも分かっていました。
本格的な医師の指導のもとM字ハゲの改善と頭頂部の薄毛の改善を始めたのがきっかけとなり1日1時間のウォーキングを取り入れてみたりお酒の量も減らし、失敗ばかりだった禁煙にも思い切って挑戦し禁煙外来に通う事で成功できました。薄毛治療では育毛剤やプロペシアに頼るだけでなく、生活環境を改善する努力をする事で血流が促進され髪が生えやすい頭皮環境を自分自身で作り上げる事が誰にでもできるのです。
M字ハゲや頭頂部の薄毛に悩んでる方は薄毛の対策を取ると同時に不規則な生活環境を見直す事でさらなる効果が期待できますので心掛けてみて下さい。
pixta_24690964_S

正しい洗髪方法を学び頭皮環境を整えよう

シャンプーすると抜け毛が増えるので髪は洗わない、頭皮が皮脂でべたつくので1日に数回髪を洗うなど様々な情報が出回りどれが正しいのか分からない方も多いとおもいます。
まず、よく皮脂が毛穴を防ぎ発育の邪魔になるなど言われがちですが実際にはそんな事はありません。重要なのは頭皮の水分と皮脂のバランスで、必死でベタツキを取り除こうと爪を立ててゴシゴシこすっては頭皮に傷もできますし、M字ハゲなど薄毛の改善には至らないのです。
頭皮を言わば土壌ととらえると新鮮で大きな作物が育つための土台となりますので、薄毛を改善するよりは改善しやすい状態に保ってあげるという発想が大事です。自身もシャンプー選びではオイリーの質感にあった無添加成分の物を購入し現在も使用しています。また入浴時シャンプーを終えた後に頭皮マッサージで血行を促進することで育毛剤の浸透度を高める実感ができますので毎日の生活の中で実践してみる事をお勧めします。

関連記事:薄毛が気になる人向け、髪の洗い方

バランスのとれた食事でM字ハゲの改善を

生活習慣の乱れ同様に普段の食生活を見直す事でも頭皮環境を整え薄毛を改善できる事にもつながってきます。M字ハゲに効果がある代表的な食材にはまず納豆が挙げられます。タンパク質を多く含みイソフラボンという成分は薄毛の原因となる男性ホルモンの分泌を抑制してくれます。また髪の発育を促進するためには亜鉛という成分が欠かせず、牡蠣や高野豆腐から摂取する事ができます。
髪の主成分はタンパク質ですので、タンパク質を多く含む食材を積極的に摂取しタンパク質が髪になるのを助ける亜鉛新陳代謝を助けるビタミンB群頭皮の健康を保つビタミンA,C,Eを多く含む食材をバランス良く毎日の食生活に取り入れる事が薄毛の改善に効果があるのです。
なかなかバランスのとれた食事が摂れない方ならサプリでも結構ですので継続して摂取する事をお勧めします。

まとめ

ここまで筆者が2年間おでこのM字ハゲと頭頂部のつむじ周りの薄毛を改善するために実践してきた5つの方法を紹介してきましたが、今日実践したらすぐに効果が現れるものではありません。
半年、1年と長期に渡って実践してみてこそ少しずつ頭皮環境が改善され髪が生えやすい土台が出来上がる事になりますので覚悟を持って実践してみる事が求められます
医師の処方でAGA、いはゆる男性型脱毛症のM字ハゲ、頭頂部の薄毛の改善はできますが、それと併用して自身でできる事は率先して実行し健康な頭皮環境を保つ事が薄毛への改善にもつながってきますので、これら5つの方法で実践してみる事をお勧めします。

関連記事:髪の毛のために摂りたい食べ物って何?
関連記事:M字ハゲ、若ハゲの原因と僕の対策