植毛の種類と費用相場

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植毛はハゲの最終兵器とも言われていますが、なかなか周りにやっている人もいないので、実際のところどんなものなのか正体が掴めない人も多いのではないかと思います。
今回は、植毛の概要とメリット、デメリットについて書いていきたいと思います。

植毛の種類と植毛予算

植毛には
①自毛植毛(自分の毛髪を利用した植毛)
②人工毛植毛(人口の毛髪を利用した植毛)

の2種類の方法があります。

①自毛植毛は、移植した自分の毛髪が少しずつ育っていきます。時間はかかりますが、メンテナンスもいらず、とても自然です。
②人工毛植毛は、人工的に作った毛髪を、頭皮に埋め込みます。 一度にたくさん植毛でき、すぐに理想の状態になります。

しかしながら、人工毛植毛を行っている医療機関は殆どなく、自毛植毛による植毛が主流と言えます。今後、再生医療が進んで来れば、人工的に自毛が生えてくる別の方法も生まれると思いますが、現時点では、自毛植毛を検討されるのが一般的です。

ところで、気になる自毛植毛の値段はどの程度なのでしょうか。植える広さ、植毛本数、難易度などにより、値段は大きく変わります。ちょっとした薄毛で悩まれる方だと50万円程度でも良いのでしょうが、平均的には100万円程度で、生え際と頭頂部で1000クラフト、つまり2000-4000本の植毛になります。スキンヘッドの場合だと、500~1000万円程度はかかるでしょう。

ハゲ

自毛植毛の効果とメリット

『植毛してもすぐ抜けるんじゃないの?』という疑念を解消

薄毛やハゲの原因に抜け毛が挙げられますが、男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の影響で抜け毛が進行することが分かっています。もちろん、頭皮の状態や生活習慣、ストレスなど様々な要素も原因として重なっていることが多いのが一般的です。しかしながら、自毛植毛は、側頭部や後頭部にある毛、つまり、男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)に影響されない形で生き残っている毛を採取して育毛する為、
植毛後もぐんぐん成長し、通常の髪の毛同様、抜けた後、再度生えてくるといった正常な髪の育成サイクルを繰り返すので、自毛植毛は抜け毛が少ないと言われています。

植毛後もメンテナンスフリー

植毛後、メンテナンスは殆ど必要ないという医療機関が殆どです。自毛植毛は自身の毛を植毛する為、自分の頭皮になじみやすく、毛周期のサイクルが適正に行われ、正常に成長します。よって、人工植毛のように特別なメンテナンスを殆ど行わなくても良いのです。AGA治療薬と比較した場合、AGA治療薬は一度飲んで毛が生えてきたとしても、AGA治療薬を飲まなくなった途端に抜け毛が増え、また、薄毛に逆もどりしてしまいます。私はお医者さんに聞いた時には、「AGA治療薬は、抜け毛を防ぐために一生薬を飲みづける薬です」とはっきり言われました。自毛植毛はメンテナンスフリーなので植毛時の費用だけで済むというメリットがあります。

自己植毛は個人差が殆どなくすぐに髪が生えます

自毛植毛を行っている殆どのクリニックは日帰りで、植毛の当日からすぐに髪をはやすことが可能です。もちろん、定着するまで少し時間がかかりますが短時間で実際に髪が増えるので、AGA治療薬や育毛剤と比較しても、効果がはっきり実感できます。

植毛比較

自毛植毛のデメリット

自毛植毛は費用が高い

自毛植毛の最大のデメリットは植毛の費用総額の高さです。自毛植毛は薄毛のお試しでも20万円以上がかかってしまいますし、平均的には100万円程度の近い金額になってしまいます。ただ、各クリニックで毎月の負担が2万円~3万円程度に抑えることができるローンも紹介して貰えることが殆どですので、まずは無料でカウンセリングを受けてみることをオススメします。

手術跡が残ってしまう自毛植毛

自毛植毛をした場合、移植する毛を採取する後頭部や側頭部に約数ミリの傷がポツポツと手術跡として残ることがディメリットです。気にしなければよいのですが、その部分を刈り上げたりすると目立ちますので、できるだけ髪の毛を1センチ以上伸ばすことをオススメします。

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