皆さんはどんな薄毛対策をしていますか?育毛剤や専門クリニックなど選択肢はたくさんあります。薄毛に悩んでおられる方は、どうすればいいのか迷ってしまうものでしょう。
薄毛のタイプは人それぞれ。対策方法も人それぞれ合うものがちがうはずです。まずは自分がどのタイプの薄毛かを知ることが薄毛対策への第一歩です。ここでは薄毛の原因を紹介していきます。
薄毛の原因を大別すると「老化」と「AGA」
薄毛の原因として、「老化」によるものと「AGA」によるものがあります。
老化
老化による薄毛の原因としては、血液の流れや細胞の働きが関係しています。人間は年齢を重ねるごとにだんだんと老化していきます。それは髪の環境でも同じことです。動脈の硬化によりだんだんと血の巡りが悪くなったり、血中のコレステロールがたまったりすることで動脈の弾力性が衰えることが薄毛に繋がります。また、細胞の働きの低下も原因のひとつに挙げられます。
AGA
AGAによる薄毛を見ていきましょう。
AGAとは「男性型脱毛症」の略で遺伝やホルモンの影響があると言われています。成人男性にはよく見られる髪が薄くなる状態のことで、20~30代の早い時期に症状が現れるものです。
一般的な症状としては、だんだんと額が後退してきたり、頭頂部が薄くなってくるなどの症状が起こってきます。抜け毛・薄毛がゆっくりと進行していくのも特徴です。日本人の薄毛に悩まれている方の約90%以上の方がこのAGAによるものです。
原因はというと、男性ホルモンのテストステロンが酵素によって交換されてできたジヒドロテストステロン(DHT)の働きによって、発毛サイクルの乱れを引き起こすことと言われています。
髪の成長期が短くなることにより、髪の毛が長く太く成長する前に抜けてしまいます。髪が十分に育たず、細くなることで余計に薄毛が目立ってしまいます。
これはしっかり治療をしないと改善は難しいですが、早期発見すればAGA治療で改善することができます。回復パターンは人によって違いますので一人一人にあった治療が必要です。
「老化」は女性にもみられる薄毛の原因
女性の薄毛は男性の薄毛とは異なります。
でも老化による薄毛は女性にもみられることです。加齢により女性ホルモンが減少してくると、ハリ・コシのある健康的な髪が生えにくくなってきてしまいます。女性ホルモンは、髪の毛の成長をサポートする働きがあると考えられていますのでそのホルモンが減少するということは薄毛になることは避けられないのかもしれません。男性よりも女性の薄毛が目立ちにくいのは、女性ホルモンが深く関わっているからだと考えられています。
女性ホルモンは閉経とともに女性ホルモンが減少するので、「加齢による薄毛」という言い方をされるのです。
これでは女性だけと感じる方も多いかもしれませんが、もちろん男性にもあります。身体の衰えは頭皮や髪も例外ではありません。年齢とともに当然のように訪れます。それに拍車をかけるのが、普段の生活のリズムや習慣です。老化は食い止めることが出来ないものですが、できるだけ進行させないように努めたいですよね。
新発想の無添加育毛剤
育毛剤は目的別に選びましょう
薄毛を解消するための第一歩として選ぶものが育毛剤でしょう。沢山ある中でどんなものを選んだらいいのでしょうか?沢山ある育毛剤は成分がそれぞれ違うのは当然ですが、それによって効果もちがうのです。ですから、どの育毛剤でも使用すれば簡単に毛が生えてくるというわけではないのです。
その効果は「栄養補給」「保湿」「男性ホルモン抑制」などさまざまです。まずは自分がどんな原因で薄毛になっているかを知ることが大切なのです。ですが、自分で判断できないことも多いでしょう。
そんな時は専門医に相談することをオススメします。相談することに抵抗があるかもしれませんが、それが薄毛対策の近道となるのです。
まとめ
薄毛の対策として育毛剤を使用している人は多いでしょうが、本当に正しいものを使っている方は限られています。自分にあったものを使わないとその効果は期待できないばかりか、逆に薄毛を進行させてしまうかもしれませんよ。
薄毛には沢山のタイプがあります。それを見極められていますか?正しいタイプを知るためには、やはり医師に相談することが一番です。相談することに抵抗があるか方も多いでしょうが、それが薄毛対策の一番の近道ですよ。薄毛専門の病院も増えてきています。恥ずかしいと思わずにどんどん相談して、薄毛の悩みから脱出しましょう。薄毛は改善できます。あきらめずに自分に薄毛と向き合ってみてください。きっと素敵な未来がまっていますよ。
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