若い女性なのに薄毛?悩める女性の薄毛の原因と対策!

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若い女性でも、薄毛に悩む方が増えてきました。薄毛に悩む女性の数は、年々増える傾向にあると思います。女性の薄毛の原因と対策についてご案内しますので、参考になさって下さい。

男性とは異なる女性の薄毛

男性と女性では、脱毛する傾向が異なります。多くの場合、男性は、生え際や頭頂部から脱毛するのに対して、女性はの場合、びまん性脱毛症といって、全体的に薄く髪の分け目の頭皮が透けて見えるようになるのが特徴です。薄毛で悩む女性の中には、髪の毛の数は変わっていないのに、髪の太さが変わったことで、薄毛と感じている人も多くいます。

髪の成長には、周期があり健康な髪は通常2年~6年のサイクルで太く長く成長し生え変わります。しかし、薄毛の場合1年もしないうちに、退行期に入りまだ成長していない細く短い髪が生え変わってしまいます。細い毛が増えてくることで、薄くなったと感じるのです。

女性の薄毛は更年期の女性だけじゃない

女性は、更年期にはいると、ホルモンバランスが乱れて、体に様々な不調がお困ります。そのうちの一つに薄毛があります。それから、産後の女性も急激なホルモンバランスの変化によって、一時的に髪が抜けてしまうことがあります。しかし、若い女性でもホルモンバランスの乱れによって、薄毛になってしまう人も多くいます。エストロゲンというホルモンが減少すると、肌の調子が悪くなってニキビや肌荒れが起きてしまいますが、髪の成長にも影響を及ぼします。では、何故ホルモンバランスが乱れてしまうのでしょうか。

ストレス

仕事などのストレスが溜まると、自律神経が乱れて、ホルモンバランスも崩れてしまいます。自律神経には、交感神経と副交感神経というものがあります。イライラや興奮などを司る交感神経が高ぶってしまうと、頭皮も硬くなります。また、体自体が常時興奮した状態になっているので、リカバリーする時間がないのです。

ストレス解消に、映画などを見て思いっきり涙を流すと、セロトニンという神経が正常に機能し始めて、精神的に安定してきます。精神が安定してくると、余計なことにストレスを感じなくなります。

睡眠不足

睡眠不足も、ストレスから来ていたり生活環境などが原因となります。睡眠不足が続くと、自律神経の乱れだけでなく、不眠症になってしまいます。そうなると、血行不良になって、栄養を摂っても体全体に栄養が行き渡らなくなってしまいます。特に、頭皮は体温が低い箇所なので、毛根に栄養が届きにくくなると、丈夫な髪が生えて来なくなります。髪が生えてきても、すぐ抜けてしまい、新しい髪も栄養不足のために中々生えて来なくなるのです。

睡眠不足は、日中ぼーっとして単純なミスを繰り返す原因にもなります。そうなると、またストレスで眠れなくなるといった悪循環に陥ってしまいます。質の高い睡眠をしっかり確保することで、脳の疲れも取れて自律神経も安定してきます。

睡眠は、6時間~8時間しっかり取るようにすることと、寝るギリギリまで食べないことが大切です。ギリギリまで食べていると、就寝中も内臓が動いてグッスリ眠ることが出来ないからです。

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喫煙

髪は、体の血流と深く関係しています。タバコで、一時的に毛細血管がギュッと収縮すると、収縮した分だけ血流が悪くなって、髪に栄養が届きにくくなってしまいます。急に喫煙をすることで、ストレスを感じるのも髪には良くないので、本数を少しずつ減らしていくようにしましょう。また、喫煙によって、破壊されるビタミンCをしっかり補うとで、体内の活性酸素を減らして、薄毛を少しでも予防するようにします。

ダイエット

無理な食事制限をすると、肌荒れや髪がパサパサになります。健康な肌や髪を保つためには、たんぱく質、亜鉛、鉄分などをしっかり摂る必要あります。髪に必要な栄養が不足すると、髪質が悪くなるだけでなく、丈夫な髪を作ることが出来なくなって、抜けやすくなってしまいます。たんぱく質は、ホルモンの原料にもなる重要な栄養です特に、豆乳にはエストロゲンに似た働きをする大豆イソフラボンが含まれていますので、豆乳を飲んでしっかりたんぱく質を補給しましょう。

運動不足

運動不足が続くと、血行が悪くなります。血行が悪くなると、髪に良い栄養を摂取しても頭皮や毛根に栄養が届きにくくなってしまいます。それから、体を動かすことで、適度に体が疲れてぐっすり眠れるようになると、自律神経も安定します。寝る前にストレッチをするだけでも血行を改善することが出来ます。

シャンプー

髪に良いと思って購入しても、実は髪に悪影響を及ぼすラウレス硫酸Naやラウリル硫酸といった成分が配合されているシャンプーは薄毛の原因となります。洗浄効果が強すぎるので、頭皮が乾燥しやすくなって、フケや痒みの原因となります。それから、シリコンが入っているシャンプーは、シリコンが毛根に詰まって、髪の成長を妨げます。アミノ酸系のシャンプーは、皮膚と同じたんぱく質が分解された成分なので、頭皮の汚れを優しく落としてくれるので、お勧めです。CMの宣伝に惑わされず、購入前に成分表を確認しましょう。髪や頭皮に良くないシャンプーを使っていては、いくら高い育毛剤でお手入れをしても充分な効果を得ることは出来ないということです。

甘い物

糖分を分解する時には、ビタミンB1を消費します。ビタミンB1は、腸の蠕動運動にも必要なビタミンです。ビタミンB1が不足すると、便秘になりやすくなります。便秘が続くと、腸に溜まった便の毒素が、腸壁から血流に流れ込んで、体内を巡ってしまいます。そうなると、頭皮にも悪影響となります。それから、糖分を多く摂取することで、頭皮の皮脂が過剰となって、毛根に皮脂が溜まって丈夫な髪に育たなくなります。また、皮脂と古い角質が混ざり合って、頭皮に雑菌が繁殖して、炎症を起こしやすくなります。普段使用している砂糖をオリゴ糖や羅漢果に変えるだけでも変わってきますよ。

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髪を結ぶ

髪が長い女性は、髪をアップにして、ヘアゴムで髪を結びます。長時間髪が引っ張れることで、生え際が薄くなる牽引性脱毛症になってしまいます。毎日同じ髪形で、髪を結んでいると、髪に負担をかけて抜けやすくなってしまうのです。髪形を定期的に変えて、髪に負担がかからないようにしましょう。

まとめ

若い女性の薄毛を予防・改善するためには、ホルモンバランスが崩れないように、生活習慣や食生活に気を付けることが重要です。ストレスを感じたら、お風呂に入ってリラックスするなどの気分転換を行ってみて下さい。

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