バーコードヘアとは、両側から髪の毛をもってきてセットするヘアスタイルです。
そこで、バーコードヘアの特徴とヘアセットの仕方について最初に説明したいと思います。
目次
バーコードヘアの特徴とは
バーコードヘアは、前頭部から頭頂部にかけて部分的に脱毛が見られる場合に、サイドから髪の毛をもってきて作る髪形です。側頭部の髪の毛はAGAの進行に関わらず残り続けるので、その髪の毛を利用して中央部にある薄毛をカバーするというのがバーコードヘアの本質と言えます。50代以降の年代の人には現在でもまだ根強い人気があります。
脱毛部分を全てカバーするというより、このヘアスタイルにすることで見た目を少しでもよくすることができます。バーコードヘアは、正面から見るとバーコード髪を集積させることでとても多く見えますので、脱毛があまり見えなくなるヘアスタイルです。
バーコードヘアの作り方
バーコードヘアは、横の部分の長い髪の毛を頭頂部の薄毛の部分に被せるセット方法です。バーコードヘアを作るためには、しっかりと固定させることがポイントと言われています。固めなければ直ぐに元に戻りやすいという点があり、このヘアスタイルではシンプルに側頭部の髪の毛を中央部にもってきているというだけではなく、その髪型を維持させるため、整髪料などを用いて固めていくことが必要とされています。
バーコードヘアをセットする時間は30分や40分かかってしまうこともあり、髪の分け目も7:3や8:2、9:1などを選択していく方法があります。作り方は1本1本の髪の毛を櫛で真っすぐに引いて、線を描いていきます。その時のポイントは、髪の毛を分け目から真っすぐ引っぱることで、被せたい部分に被せるということになります。
バーコードヘアを1日中維持するためには、整髪料を使用することが必要になります。
髪の毛に直接整髪料をつけて頭皮に被せていきます。不自然に見えないように整髪料はつけすぎず、かといってヘアスタイルの維持ができないくらいに少ないと、本来の目的を果たせません。適切な量を使用する必要もあると言えます。バーコードヘアにする場合、毎日の整髪料が欠かせないと言えます。
バーコードヘアの髪の切り方
バーコードヘアを維持するための髪の毛の切り方としては、側頭部の髪の毛の先を切りそろえるというシンプルなメンテナンスが選ばれることが多いと言えます。床屋さんで頭頂部をカバーできる長さを保ちながらアンバランスになってしまわないように、毛先の処理をしてもらうという方法が多いと言われています。
バーコードヘアをしている人へのカットの場合、床屋さんがサイドの髪の毛を中央部に寄せるように切り始められて、バーコードヘアのようになったという人もいるといわれ、横からもってくる感じであったり、サイドをかぶせるといったお客さんからのニーズで髪の毛をセットを行う場合もあり、それぞれのケースで髪の毛の切り方が決められていると言われています。
バーコードヘアの毎日のお手入れについて
バーコードヘアを維持するためには、毎日の髪の毛と頭皮のお手入れがとても重要だと言われています。また、バーコードヘアは正面から見た時に髪の毛が多く見えるというメリットがあります。
一方で、バーコードヘアの維持には頭皮にある程度負担がかかるとも言われています。そのため、多くの人はできるだけ頭皮などに負担がないよう、毎日のお手入れがきちんと行われています。
バーコードヘアを1日中維持するためには、整髪料の使用が欠かせなくなってしまいます。頭皮は髪のすぐ下にありますので、どうしても髪に整髪料をつけるとなると、頭皮にもついてしまうことになってしまいます。髪の毛をバーコードヘアにしていること自体はとてもよいことと言えます。しかし、バーコードヘアの整髪料によって頭皮への負担がかかってしまい、頭皮状態が酸化しやすくなると言われているのです。そして、そのことがさらなる薄毛や脱毛の原因となるという懸念もあるといわれ、整髪料が頭皮に与える負担についてはきちんとしたメンテナンスなどで、出来るだけ負担を軽減させていくことがとても重要だと言われています。
また実際にバーコードヘアをセットする際に、髪の毛の1本1本をサイド方向から真っ直ぐに引いて頭頂部に髪を誘導します。その時に、分け目から真っすぐに髪の毛を引っぱって上側に被せることになりますので、この時、強いテンションで引っぱって行く必要があります。
毎日のバーコードヘアのセットがこのような方法で行われていると、毎日続けることで毛根へ負担がかかるという点があり、なおさら薄毛や脱毛の進行へとつながっていくことも考えられてしまいます。そのため、髪の毛はあまり引っ張りすぎないようにセットすることがとても重要なポイントです。同時に、髪の毛についた整髪料が頭皮に付着しすぎないように、整髪料はきちんと適切な量を使用することが大切です。
そして毎日、シャンプーなどで頭皮に付着してしまった整髪料を取り除くということが不可欠で、頭皮ケアも含めて、毎日のメンテナンスを丁寧に行うことが大切と言えます。
バーコードヘアの人のための頭皮ケアとは
脱毛について気になるからといって、シャンプーの回数を減らす人もいます。
しかし、これはあまり良いことではないと言われています。髪は抜ける2週間ほど前にはその毛根の寿命が尽きていると言われており、脱毛した髪はもう既に2週間前に寿命を迎えていたと考えられています。
そのため、頭皮にそのまま残されているだけで、シャンプーした時に抜けてしまうということだと言われ、毎日きちんと頭皮の毛穴ケアをすることで、シャンプーを使って清潔な状態にしておくことができます。そのことは現在、生きている毛根を大切にすることになるのです。
自然派の成分が含まれているノンシリコン系のシャンプーを用いて、髪の毛の汚れを優しく取り除くことができるシャンプーや、シャンプー時にマッサージをして頭皮を柔らかくしたり、毛穴に詰まった汚れを取り除いたりすることも効果的です。
アミノ酸系で頭皮に優しいシャンプーを使う
洗浄力が高すぎるシャンプーは、皮脂を取りすぎてしまう傾向があります。そこでアミノ酸系のシャンプーを使用することで、皮脂を取りすぎることなくやさしく洗浄することができ、頭皮を健康な状態に保ってくれることが期待できます。
脱毛や薄毛の原因の一つが、汚れや頭皮自体が弱っていることだと言われていますので、頭皮の状態が考案されて作られたアミノ酸系のシャンプーなどを利用すると、できるだけ頭皮に負担を与えずに髪をケアすることができます。
頭皮をマッサージしながら洗う
頭皮の血流が悪くなると地肌が硬くなりやすくなり、必要な栄養分の受け渡しがスムーズにいきません。頭皮をやさしくマッサージすると血行が改善され、頭皮も柔らかくなり髪の毛の根毛に必要な栄養分が届けられやすくなります。また、毛穴に詰まった汚れも取れやすくなりますので、マッサージはとても効果的です。
まとめ
バーコードヘアは、両サイドから髪の毛をもってきてセットするヘアスタイルです。
バーコードヘアにはセットの仕方など、独特の特徴があります。健やかな髪と地肌を保つため、地肌を健康的に保ちながらセットをしていくことが大切なヘアスタイルです。
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