気がついた時には実はかなり進んでいるということが多いという女性の薄毛。たまたま写真を撮った時に何となく髪が薄くなっていることに気がつく女性が多いですね。
更に、すごく明るい化粧室に入って、鏡の前に立った時、頭にもしっかりとライトが当たっていて、やたらと頭皮が目立ってしまって気がついたという女性も多いようです。いつから脱毛が始まっていたのか想像するだけで、ぞっとしそうな悲しい現象ですね。
しかし、気がついた日が吉日、すぐに薄毛対策を始めましょう。とはいうものの、薄毛治療はどうやってやっていいのかわからないですよね?ここでは薄毛を自分で治すための準備と漢方薬の話しします。薄毛で悩んでいる方の助けになるとうれしいです。
目次
自分で治すための準備
今は10代でも薄毛に悩む女性が少なくないです。10代で薄毛になってきても、ひとりで落ち込まないでくださいね。
とはいうものの、薄毛になってしまって落ち込まない女性はシニアの女性でもいないでしょう。薄毛になって当然の年齢だとしても、かなりショックで笑えなくなってしまう女性だっているはずです。
では、薬を使うよりも先に今すぐにできることをはじめましょう。
<今すぐに始めるべきこと>
薬だけに頼るよりも前に、薄毛を治すために日常生活の中でできることはなるべくやっちゃいましょう!実はそれが最も効果的かもしれません。簡単ではないでしょうけれど、できるところからやってみましょう!
ストレスをためない
薄毛に気がついてしまったことそのものがストレスになりうるでしょうけれど、薄毛を隠す方法はたくさんあるんです。薄毛を目立たせない髪形にしたり、髪の色を明るくしたり、ウェーブをつけたりして、薄毛を自然に目立たせなくもできます。
また、ウィッグも数千円から購入できます。通販でたくさんの種類のウィッグを購入できますので、いざとなったら購入したら、薄毛など上手に隠せます。ですから、ストレスをためないようにしましょう。
しっかりと休息を取る
できるだけ規則正しい生活をしましょう。シフト勤務の方や、子育て、介護で忙しい情勢の場合、規則正しい生活は難しいかもしれません。その場合でもなるべくしっかりと休み、疲れをためないようにしましょう。
食生活を整える
ダイエットが薄毛の原因になっていることもとても多いです。特に若い情勢の場合、太っていないのにダイエットをしていたりします。長期間のダイエットをしていて栄養不足になっていれば、身体は生命活動に必要のない器官には栄養を回すのは後回しにします。生命活動に必要な部分に優先的に栄養を回すので、髪にはなかなか回ってきません。それで、運毛が進行してしまうこともあります。
薄毛が気になっている女性は、必要以上の食事制限をと長期的に続けないようにしましょう。そのうち、生理まで止まってしまうかもしれませんよ?食事はバランスよく、なるべく色々な食品を食べるようにしましょう。
自宅で薄毛を改善するための漢方薬
自分の薄毛の症状にぴったりと合う薬がすぐに見つかれば、最も経済的に自分で薄毛を治せるでしょう。
しかし、実際のところ、その薬の効果はすぐにはわかりません。髪は伸びるのは平均で1cmくらいだといわれます。ですから、すぐに薬を使い始めても、効果を感じるまでにはそれなりの時間が必要です。気長に治すという心構えが必要です。
<薬を飲んでみる期間>
髪が伸びてきたかどうかを自分で確認するには、どの薬であっても最低でも1ヶ月は必要でしょう。髪の伸びるのは平均で1cm程度ということで、薬を飲んですぐ髪が生えて伸び始めたとしても、1cmには満たないでしょう。
薬をドラッグストアで購入する時には薬剤師さんが相談に乗ってくれるでしょう。積極的に聞いてみるとよいでしょう。
<漢方薬を飲む>
多くの病気や不調な症状に効果がある漢方薬ですが、薄毛改善にも役立つであろうというものがあります。漢方薬で体調を整えながら、薄毛をじっくりと改善していきましょう。漢方薬は病院に行かなくても、漢方薬局やネットで購入できます。
当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)
当帰芍薬散は冷え症があったり、貧血気味だったり、肩こりだったりする女性がよく飲んでいます。古くからある漢方薬ですので、おばあちゃんが飲んでいたとか、お母さんが飲んでいるという女性もいるでしょう。
実は、筆者もこの当帰芍薬散は中学生とか高校生の時に飲んでいました。筆者は冷え症で、貧血気味で、肩こりで、そして生理痛がかなり酷かったので、ある時、薬局で進められたので購入して、しばらく飲み続けました。
筆者の場合、薄毛のために飲んだのではなかったのですが、このお薬を飲んで、冷えと生理痛は改善されました。ですから、血液を補って、健康な髪を取り戻したい人向です。生理痛も改善されました。
八味地黄丸(はちみじおうがん)
この漢方薬は頻尿で悩んでいるシニアの方で飲んでいる方が多いです。「八味地黄丸 製品集 通販(通信販売)」によりますと、腎炎、糖尿病、腰痛、排尿困難、残尿感、むくみ、更年期障害、老人性の湿疹などに適応症があり、体力が中程度以下で疲れやすい方に向いているお薬です。インポテンツ、前立せん肥大などに悩んでいる男性にも飲まれている漢方です。
桂枝加竜骨牡蛎湯(けいしかりゅうこつぼれいとう)
「医者と学ぶ「心のサプリ」 | 桂枝加竜骨牡蛎湯の効果と副作用」によると、この漢方薬はイライラしてしまったり、興奮してしまったりする方、倦怠感や意欲低下が気になる方にも使われているそうです。ストレスによる神経衰弱に使われるようです。
この桂枝加竜骨牡蛎湯は7種類の生薬から有効成分を抽出して作られている漢方薬だということです。消化機能が低下して、体力が落ちてしまっている方によく処方されるそうです。
この他にも、体調を整えて、薄毛を改善してゆく漢方があるようです。さて、自分がこの3種類の中のどれが合いそうかわかりますか?
できれば、専門の方に一度聞いてみると良いでしょう。漢方薬を販売している薬局の中にはお問い合わせのフリーダイヤルがある所もあります。購入してみようと思うのであれば、自分の症状に合う漢方をご紹介してもらうほうがよいでしょう。
他の漢方と組み合わせて、より、自分の体質に合う漢方を処方してくれるかもしれません。はやく確実に治したいのであれば、一度くらいは電話をしてみましょう。自分ではわからないことに気がついてもらえ、適切なアドバイスもしてもらえるかもしれません。
女性の薄毛を自分で治してみる準備と漢方薬3種類 まとめ
女性ですから、できれば誰にも知られないうちに、さっさと薄毛を治してしまいたいと思う人が多いでしょう。本当は病院に行ったほうがいいのでしょうけれど、薄毛の治療というのは、保険が効きませんのでお金がかかってしまいます。
残念ながら、誰でもがすぐに治療に行くというわけにもいかないでしょう。そこで、自分でできることとして、薄毛を治すための心構えと漢方薬をご紹介しました。薄毛になってしまったのは体が危険信号を出してくれていたと思い、自分を労わりながら生活していきましょう。
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【参照】
●【漢方解説】当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)|漢方セラピー|クラシエ
● 八味地黄丸 製品集 通販(通信販売)
● 医者と学ぶ「心のサプリ」 | 桂枝加竜骨牡蛎湯の効果と副作用