若い時に比べて毛が痩せ、分け目が段々と広がっていったり、薄くなってきたり……などと悩む男性は年齢が上がるにつれ増えていきます。
そこで今回は、男性の薄毛・ハゲの原因と対策を、簡単にまとめようと思います。
そもそも何故頭髪が薄くなるのか、それには様々な原因があります。
その原因により対策ももちろん様々です。
目次
遺伝が原因でハゲる
まず簡単で分かりやすいものを挙げますと遺伝によるものが挙げられます。
父親や祖父、髪が薄い親類がいる方の場合、その方も加齢により徐々に頭髪が薄くなっていく場合もあります。
もし父方のお父さんがはげていても気にする必要あはありません。その場合薄毛の隔世遺伝というのは珍しく、遺伝で薄毛になるということはあまりありません。ただし母方の祖父母が薄毛である方の場合は、薄毛が遺伝してしまうことがあるります。
基本的にハゲの遺伝子は母方から受け継ぐのです！
遺伝が原因の場合でも100%ハゲる訳ではないしこれから紹介するような対策でハゲの進行を食い止めることもできます。遺伝が原因としても、あきらめずに頑張りましょう。
関連記事：簡単にできる！ハゲの遺伝子検査
頭皮環境の悪化でハゲる
薄毛の方は特に気をつけて頭皮ケアを行っていると思いますが、若い方の場合はめんどくさがってしっかりとケアを行わない方もいらっしゃると思います。
しかし若いうちにしっかりと頭皮ケアを行わなかった方は要注意です、頭皮環境を悪いままにしておくと歳を重ねるにつれて毛根が呼吸を行うことが出来ず、徐々に毛が細くなって薄毛の原因となります。
しっかりとした頭皮ケアを行わなければそれは薄毛に繋がります。
ここでは簡単にですが正しいシャンプーのやり方を教えます。
シャンプー前のブラッシングによる対策
シャンプー前のブラッシングをすると良い。という方もいらっしゃいますが、これは毎日行わなくても大丈夫です。
ただ専用のブラシを使ってのブラッシングを行えば、頭皮の血行が良くなり毛根にしっかりと栄養が行き届く様にはなります。
しかし、やりすぎるとかえって抜け毛が多くなってしまうので注意です。
シャンプー時の洗い方による対策
シャンプーにおいて一番大事なことは、シャンプーを行う前に髪や頭皮に付いた『埃をしっかりとすすぐこと』です。
しっかりとすすぐことで頭皮の汚れの大体は落ちてしまいますし、シャンプーの泡立ちもよくなるので少量で済みます。
シャンプー剤というのはあまり頭皮に良いものではないので少ない方が良いです。そしてよく言われていることですが、爪を立てず、指の腹で『頭皮をこすらないで揉み込む様に』洗うこと。
こう洗うことで頭皮の血行が良くなります。
シャンプーをする時、頭皮を擦りたい方もいらっしゃると思いますが、汚れを落とすのは泡なので頭皮を擦ってしまうとかえって毛根が痛み、抜け毛が増えてしまいます。
そして最後ですがシャンプー剤をつけるときですが、後頭部につけて泡たてる様にしてください。先にも書きましたがシャンプー剤は頭皮に良いものではないので、頭頂部につけるよりも後頭部につけた方が薄毛予防になります。
関連記事：薄毛が気になる人向け、髪の洗い方
生活習慣が原因でハゲる
生活習慣における薄毛の原因は次のようなものがあります。
・睡眠不足
・栄養不足
・免疫不全
どれもこれも乱れた生活習慣からくるものですが、心当たりはありませんか？
睡眠不足の対策
睡眠不足というのは体のどの部分にも不調をきたします、そしてもちろんそれは頭皮にも影響があります。
体と同じ様に頭皮や髪も寝ている間にその日に受けたダメージを修復します、なので睡眠不足になってしまうと頭皮や髪もその日に受けたダメージを修復しきれず、毎日毎日ダメージを蓄積させていくことになります、それが薄毛の原因となってしまいます。
体を修復するのに適した睡眠時間は８時間であり、人体が最も回復する時間帯は午後１１時の間から午前２時までの間です。この時間を含めた８時間睡眠をとることによって薄毛になることを抑えることができます。
栄養不足の対策
まずは食事ですがしっかり気を付けないといけません、先にも書きましたがしっかりとした食事をとらなければ栄養不足になり、やがてそのままにしておくと免疫不全となってしまいます。
こうなってしまえば最早薄毛がどうこうといった問題ではなくなってきます。そして体が栄養不足ではもちろん毛根に向かう栄養も不十分になり、薄毛になってしまいます。
なので１日３食、きちんと栄養のある食事をとらなければなりません。
知っている方も多いと思いますが、薄毛に効果的な栄養素は「タンパク質」「ミネラル」「亜鉛」「ビタミンB郡」です。
これらを多く含む食材は多々ありますが、私が個人的に一番効果があると思う食べ物が『納豆ご飯』です。
納豆に卵を入れよく混ぜ、ご飯の上にかけてその上にきざんだ海苔を振りかければ髪に必要な栄養素を沢山含んだ究極の納豆ご飯ができあがります。
まず納豆、これは髪の素となるタンパク質を多く含み、その上原材料である大豆に含まれるイソフラボン、これは薄毛の原因となる男性ホルモン「テストステロン」の分泌を抑制してくれます。そして皮膚の新陳代謝を促すビタミンＢ2も含まれるため、頭皮の環境改善にも役立ちます。
そして納豆だけに含まれる「ナットウキナーゼ」という栄養素には、血液をサラサラにする効果が有ると言われています、サラサラになった血液によって促進された血行により栄養素を毛根に届けてくれます。
そして卵、これにはタンパク質だけではなく亜鉛が含まれています。
最後に海苔。これは海藻類で最もミネラルが豊富な食材であり、かつタンパク質がとても多く含まれています。
これを毎日食べることにより、薄毛だけではなく体にとても良く、健康改善に繋がることとなると思います。
関連記事：髪の毛のために摂りたい食べ物って何？
薄毛・ハゲの原因と対策 まとめ
さてここまで読んで如何だったでしょうか。
何か心当たりのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。しかしここに書いた原因と対策は簡単にまとめたものであり、また一部です。
これ以外にも薄毛の様々な要因もありますし、もっと効果的な対策もあると思います。
しかしここに書いた原因と対策については、つい毎日疎かにしがちでありながら大切なことです。
毎日のケアも、正しい生活習慣を送ることも、これは薄毛だけに言えることではありません。
それらを日々意識して行うことで健康的な体になりますし、そして薄毛を抑えることに繋がります。薄毛の方が不健康な生活を送っているという訳ではないのですが、そういったことで悩んでる方の中には自分の体を少し蔑ろにしてストレスを溜めてしまっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ストレスも薄毛の原因の一つです、溜め込まず、しっかりと吐き出して健康的な生活を送りましょう。
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