冬になると空から降ってくる真っ白い雪ですが、それは街を白く染め上げ非常に綺麗で幻想的な世界を作り出します。
しかし薄毛が気になる人にとっては雪と言うものは非常に大きな問題を生じさせるものであり、何も対策をしていない場合さらに薄毛が進行してしまう可能性もあります。
目次
雪の問題は２つ
雪の日に問題となるのが、積もった雪などによる紫外線と、空から降ってくる雪が頭皮や髪に付着してしまうこと、の2つの問題があります。この2つを何もしないまま放置していた場合、頭皮環境が悪化してしまうとともにダメージにより正常な髪の毛を維持できなくなってしまう恐れがあるわけです。
一見真っ白で美しい雪ではありますが、薄毛の人にとっては油断できない敵であると認識する必要があります。
雪からの紫外線が薄毛を進行させる
よくスキーなどに行くと雪焼けと呼ばれる日焼けをしてしまいますが、これは雪の反射による紫外線が肌を焼いてしまうため日焼けをすることになります。実は紫外線は1年を通じて常に放射されているため、冬であっても紫外線のダメージを受けることになるわけです。しかし夏に比べて冬は紫外線量が五分の一程度に少なくなるため意外と対策をしていない人も多く、冬だから大丈夫と気を緩めていると実際には紫外線による肌へのダメージを受け続けていることになります。
帽子で対策はできるが注意も必要
ただ冬場の場合雪が降れば防寒のために帽子を被るなど頭に対しては何かしらの対策となるものを身に着けている可能性も高く、自分でも気が付かない間に紫外線から身を守っている場合もあります。
しかし薄毛の人の場合、帽子などを被ることで蒸れてしまい、それが頭皮環境を悪化させる可能性もありますし、常に帽子を被り続けていると締め付けによる血流の流れの滞りも起き易くなり抜け毛を増やす原因にもなります。
やはり帽子は必要です
だったら薄毛の人は帽子を被らなければいいのではと思うかもしれませんが、ここで問題となるのが雪による紫外線のダメージです。
抜け毛を気にして雪の日に帽子などの防寒具を身につけていない場合、積もった雪に太陽の光が反射して通常よりも多い紫外線をその身に浴びることになります。これが雪焼けの原因であり、雪により反射した紫外線の量は通常の2倍～3倍以上も浴びていることもあります。
もちろん髪の毛の薄くなった頭皮に対してもその反射による紫外線は照射されますし、今生えている髪の毛に対しても紫外線のダメージが蓄積されることになります。特に外で仕事をする人や営業などで歩き回る人は雪の反射での紫外線による頭皮や髪の毛へのダメージは非常に深刻なものとなります。
雪の反射での紫外線は実に反射率80％といわれており、太陽からの紫外線の80％が反射され体に影響を与えていることになります。特に雪の日は空気が乾燥していることも多いですし、空気が澄んでいるため紫外線も邪魔をされずにストレートに降り注ぎやすくなります。そのため髪の毛の切れ毛なども増えやすくなりますし、頭皮へのダメージにより毛周期が狂ってしまったり毛母細胞がダメージを受けて髪の毛を生成できなくなるということもあります。
雪は意外と汚れている？
雪の日に頭に雪を積もらせている人もいますが、実はその頭に積もった雪が髪の毛や頭皮に多大なダメージを与えることになります。
雪といえば見た目には真っ白で綺麗なイメージですが、もともと雪と言うものは空気中の塵などに水分が付着して降りてくるものですので、その中心にはゴミや塵があることになります。
それだけではなく空気中の様々なものを取り込んで雪になる場合もありますので、近年問題となっているPM2.5を含んでいる場合や酸性雪という作物などに被害を与える酸性のものとなっている可能性も否定できません。
有害な雪が頭に炎症を引き起こす場合もある
何で出来ているかわからない雪を直接頭皮や髪の毛に付着させてしまうのは非常にリスクが高く、場合によっては頭皮の炎症を引き起こしたり抜け毛を増やす原因にもなります。酸性雪の場合すぐに払い落とせば問題はないといわれていますが、肌の敏感な人は付着することで肌への刺激を感じる場合もあるようです。特に薄毛の場合髪の毛によるガードが無いため地肌に直接酸性雪が付着しやすくなるので、ダメージを受ける可能性は否定できませんし、今降っている雪が酸性雪か動かを見分ける手段も無いため、雪を頭に積もらせるのは問題が多いといえるでしょう。
頭皮が湿ったままになるのも問題
さらに雪を頭に積もらせてしまうとそのことによる別の問題も生じやすくなります。雪＝水分ですのでそれを放置しておけば雪が溶けて髪の毛や頭皮が湿った状態になります。その湿った状態をさらに放置しておけば頭皮が蒸れるという問題や、湿った状態と体温により雑菌が繁殖しやすくなります。雑菌が繁殖すれば頭皮環境は悪化してしまい抜け毛を増やすことにもなりますので、雪が降っている場合は頭に雪を積もらせないことがとても重要になってきます。
雪の日はしっかりと対策を講じましょう
薄毛の場合雨に関しては意外と対策をして傘を使用するなど気を配っていることが多いのですが、雪に関してはなかなか対策を行っていない人が多く、自分でも気が付かないうちに薄毛を助長させる手助けをしていることもあります。
基本的に薄毛の場合今の状態を進行させないことが必要となりますし、育毛剤などを使用して薄毛対策をしていても、雪による影響やダメージが蓄積されてしまうと育毛剤などの効果も帳消しになってしまいます。
そのため雪の日には紫外線対策をしっかりと行い、雪の反射による紫外線をブロックすることが抜け毛をこれ以上増やさないためには必要不可欠な対策となります。雪が頭に積もらないように傘をさすことも必要ですし、可能であれば紫外線をカットできる傘を使用することも考えたほうが良いでしょう。もし頭に雪が積もってしまった場合は速やかに落とすことを心がけ、濡れているのであればすぐに乾かすことで雪によるダメージや濡れたことによるダメージも軽減できますので、雪を甘く見ないこととしっかりと自分で対策を講じて自分の身は自分で守ることが雪の日に頭皮や髪の毛を守るポイントとなるでしょう。
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